バリスタの資格

バリスタってよく聞きますが、どんな職業なのでしょう?資格は必要?ここではバリスタの資格について解説しています。

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バリスタとは

バリスタとは、コーヒーに関する知識や技術を持ち、バール(喫茶店やカフェ)のカウンターで注文を受けてコーヒーを淹れる職業、及びそれに就いている人のことをいいます。主にエスプレッソを扱う人を呼びます。バーで酒類を扱うバーテンダーという職業がありますが、それのコーヒー版と考えると解りやすいでしょう。イタリア語で“バールでサービスをする人”という意味があります。 2000年以降、アメリカとイギリスのコーヒー協会主催の“世界バリスタチャンピョン競技大会”が毎年開催されています。それに伴い、日本でも“全日本バリスタチャンピョン競技大会”が開催されるようになりました。


バリスタの資格とは

日本だけではなく、イタリア等の諸外国でもバリスタに対しての国家資格はありません。しかし、民間企業や学校などが認定した民間資格は存在します。それらは調理師系の専門学校やカルチャースクール、企業のセミナーなどで取得できます。しかし、資格を持っていなければ働けない訳ではありません。基本的には資格よりも実力が求められる世界です。資格を取得することで採用に不利になることはありませんが、有利になるとも一概には言えないようです。

バリスタになる為には

現在ではバリスタに対する定義は特にありません。つまり極論を言えば、趣味でエスプレッソを友人や知人に振る舞う人がいれば、その人はバリスタと名乗れるのです。 また、スターバックスでは店員のことをバリスタと呼ぶそうです。つまり、エスプレッソ系のコーヒーを扱っている職業の人全てがバリスタと名乗れる訳ですね。 ちなみに、スターバックスで使用しているエスプレッソマシーンの商品名もバリスタだそうです。

バリスタという職業

喫茶店やカフェで“バリスタ募集”という張り紙があったとしても、それはコーヒーを淹れるだけの人材を募集している訳ではないでしょう。勿論コーヒーを淹れる仕事もするでしょうが、実際はそれ以外のドリンクや軽食も扱うでしょうし、レジ打ちや掃除などの雑務もしなければなりません。つまり、本当の意味でのバリスタという職業は現在の日本ではほぼ成立しないことになります。